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まとめうpすみません



※※※
…これはバツが悪過ぎる、とシエルは思った
せめてもう少し取り繕いようのある状態にしておけば良かった

インクの零れたテーブルとシミ
開けっ放しの洋酒
雪に埋もれたままの指輪―――

少々痛みを感じる程に手首を強く捕まれて片目を薄く閉じる
すると今度は腕を廻されて頭に?マークが飛び交うが
やがて執事の行動を理解したようにシエルは執事の腕の中で口を開いた

「…別に何も起こっていない。
ちょっと…暑かったから窓を開けただけだ。」
「…そう、…ですか。」

窓からの襲撃に備えてか、セバスチャンはシエルの身体を抱え込むようにして
その場に膝を付いた
低く保った姿勢は自然と身を近付ける

愛想の欠片も無い相変わらず不機嫌な声が危急の事態では無いのだと告げる
平然とした声色すらも、ふっと吐き出された安堵の息が白く曇れば
装いの底は割れる
それに気付いて居ないのか次に口を開いた時には
呆れたような色が溶かし込まれた

「坊ちゃん、暑い…とは言えぬ気候だと思いますが。」

主が無事だった、それだけで良かったではないかと自分に言い聞かせつつ
セバスチャンはシエルよりも先に立ち上がろうと身動きをした
その動きで幾らかシエルの方へと身を屈める形になると
鼻先に芳醇な洋酒の香りが掠めればピタリと動きを止めた

「…それに僕が呼ぶまで部屋には入るなと言っておいたはずだが?。」
「―――然様で御座いましたね。お邪魔をして申し訳ありませんでした。」

普段透りの口調で実に主らしく叱責の言葉が飛び出してくるが
それを聞く間にもセバスチャンの口許には胡乱な笑みがちらつき出していることに
シエルは全く気付いていない

丁重に詫び、更には頭すら下げ
一層距離が縮まれば誤魔化し様の無い香りが鼻腔を擽る
―――何故、主が酒を口にするに至ったかは判らない
どうせ自分を呼びあぐねている内に、目に付いた物を口にしたのだろうが
それにしても、洋酒とは…
笑みが漏れるのを苦労して抑え付け

「…ところで、坊ちゃん。
これはどうなさったのです?。」

にっこりと掴んだままの手を差し上げると
其処には袖にも肌にも汚れがしっかりと纏わり付いていた

「そ、それは…っ。イ、インクを少し零してしまって。
い、今お前を呼ぼうとしていたんだ。」
「…それは、それは。
では御用が出来た、という事で…坊ちゃんに無断で立ち入りました事については
ご容赦居頂けますね?。」

主が引き攣った笑みを浮かべれば、執事の笑みも更に深まったように見えるのも
やはり月光の仕業だろうか
苦しい言い訳と事実を混ぜ合わせた言葉には、セバスチャンは一つ肯いて答える
口調こそ丁寧だが、有無を言わせぬ雰囲気を纏わり付かせ
既に乾いたインクが付着した小さくか弱い指先
軽く擦るようにすれば純白の手袋に、黒くぼやけた汚れが移った


※※※
インクがぼやけるのってえろすを感じます

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