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先日のセバスの鞭打ちシーン、はぁはぁでした
普段見られない胸板を見れましたから(そこか

そして
黒執事で公式スパハケ―――ン!!!!!!!!!!!
レイチェル/シエルなんて…!!!!
F/mだったのに不覚にも萌えました…
あたふたしているシエルパパもかわゆかったですvvvv

でもやっぱ公式は強いな!
レイチェル/シエルの妄想が浮かんでくる


以下続きです
 



※※※

「ッ!う…ッ。」

無論、敢えて痛みが増すような真似はしていないが―――
ひくり、ひくりと震える主の身体を見下ろせば、言葉など漏れずともその痛みは明らかで
さて、どうしたものか

「おや、少々ブーツがきついようですね?
私とした事が。まさか坊ちゃんが成長していらっしゃるとは思わず
大変な失態を。」
「…。」

腫れ上がった足首でなければサイズを誤る筈もない
ブーツを脱がせた右足に軽く指先で触れつつ
胡乱な笑みを浮かべて主に向い皮肉を浴びせる

嫌味なのか何なのか正体不明の笑みを浮かべる執事を疑いの鋭い視線で見上げる
セバスチャンは主からの疑惑の眼差しが突き刺さると、いっそ清々しい程爽やかな笑みを浮かべた
これだけでもこの執事の正体を知る自分にしてみれば充分に胡散臭い

12歳といえば成長期真っ只中
普段のコーディネイトですらサイズには細心の注意を払っている執事が
ブーツにだけ手が行き届かなかったとは考え難い

…となると。
気付いているのか…!?

「べっ別に、サイズは間違っていない!。」
「…然様で御座いますか。それは良か―――…。」
「ッぃ―――…ッッッッ!!。」

その言葉を証明しようとでもするように立ち上がって見せるが…
絶叫こそしないものの顔面蒼白のまま違和感のある立ち方のまま直立不動
妙な汗が背中を伝う

しかも同時に隣に置いてあった執事の剣を持ってしまう
いくらフェンシングの剣と言えども自分にはかなりの重さを感じた
その丈も座り込んだ自分よりも長くて
………気に入らない。

「―――し、勝負はまだついていない。早く構えろ!。」
「…構えろ、と仰られても―――…。」

ブーツは片方脱げたまま冷たい床にソックスの上からでも腫れを確認出来る右足をひょこひょこと引き摺り
自分の剣を何とか拾い上げる
執事の剣を乱暴に投げ返すとセバスチャンはそれを難なく空中で受け止めた

セバスチャンはそのまま小さく溜息を吐きながら膝を付いていた身を起こすと
左手に携えたままの剣をやる気がないまでに下ろした
主の怪我の有無もさる事ながら踵の付いたブーツとソックスだけの足では立つだけでも姿勢が曲がる
その上、あれ程足を引き摺っていては構えろという当の本人が構えられまい

「…お言葉ですが。今の坊ちゃんのお相手は致しかねます。
せめて、替えのブーツくらい御履きになって頂かなくては。」

コトン、と軽い音を立て剣を置く
無防備に背中を見せて予備の装備が置いてある棚へと向き直ると
一足のブーツを下ろし、丹念に検める

その瞬間、無防備なまでの執事の背中に目を向けるとシエルは何を思いついたか
ニヤリ、と不敵な笑みを浮かべた

自分と執事の距離は数メートル
歩いて行くのは困難だが…

手に持った自分用の剣に視線を落とすと
その剣を躊躇いもなく執事の背中へと矢のように投げる
それは一直線に執事目掛けて飛んでいった

※※※

意外とやんちゃなぼったん

 

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